草野球で初めてマウンドに立ったとき、私は「ピッチャーとはこんなにも大変なのか」と痛感しました。
同時に、もっと良いピッチャーになりたいという気持ちが強く芽生えました。
そこから本格的に書籍・YouTube・経験者からのアドバイスを通じて、投手というポジションを学び始めたのです。
良いピッチャーの条件|エースを1年間見て学んだ“本質”
草野球の1年目のシーズンは練習試合の1から2イニングの登板を月1程度させていただきました。
チームとしては私設リーグで上位を争う実力でしたので、まだまだ公式戦では投げられません。
そんな中、私がひたすら見ていたのが、当時のエース。
ピッチャー一筋で野球をやってきた方でした。
エースが投げているところを1年間ひたすら見て勉強です。
エースを見て気づいた良い投手の条件は以下の2つ。
- 打ちにくいボールを投げること
- 点を取られないように投げること
シンプルですが、投手として非常に本質的な視点です。
先発投手としての第一歩|自分なりの課題設定
先発を任せてもらえるようになるには打ちにくいボールを投げて、点を取られないようにすれば試合を作るピッチャーとしての評価がもらえるだろうと考え、そこからはっきりと練習メニューを考えました。
エースの投球を見て、私が立てた目標は次の2つでした。
✔ 打ちにくいボールを投げる
・緩急をつける
・ストレートと同じ軌道から曲がる変化球を覚える
・外角低めのストレートを“いつでも”投げられるようにする
✔ 点を取られない投球をする
・無駄な四死球を減らす
・ストライク先行で組み立てる
点を取られないために、無駄な四死球を減らして、ストライク先行のピッチングを行うこと
この2点を意識すれば、先発として「試合を作れるピッチャー」になれると考えました。
チームメートの一言で気づいた“根本の勘違い”
しかしある日、チームメートから衝撃的な指摘を受けます。
「その練習、相手を“かわす”投球だよ。まずいいストレートを投げる方が先だよ。」
当時の私はいわゆる“野手投げ”。
伸びのないストレート、リリースの安定しない投げ方だったのです。
そこから、「良いストレートとは何か?」を改めて考えることになります。
野手投げと投手の投球動作は“別競技”
経験者なら分かると思いますが、野手・投手・捕手・外野手は、それぞれ投げ方が明確に違います。
投げ方を見れば、その人がどのポジション経験者かほぼ分かってしまうほどです。
■ 内野手のスローイング
- 最低限のテイクバック
- 軽いステップで素早く投げる
- 目的:早く正確に届かせる(距離36mほど)
- ノーバンで届かせる必要はない
■ ピッチャーのピッチング
- 大きなテイクバック、しっかりした体重移動
- 各種球種を同フォームで投げ分ける
- 目的:ストライクを投げる+バッターを打ち取る
- 距離は18.44m
- 球速・回転・角度・コントロールが要求される
同じ「投げる」でも目的も動作も全く違う。
私がピッチャーになって最初に感じた違和感は、まさにここにありました。。
ピッチャーは“投げる”ではなく“ピッチング”をする選手
ピッチャーはただ投げるのではなく、バッターを打ち取る戦略を持った「投球術」を行うポジションです。
そのためには、ストレートの質、投球フォームの安定、そして体をつくるコンディショニングが欠かせません。
今振り返ると、ストレートの質を高めることは、変化球よりも先に取り組むべき“投手の基礎中の基礎”だったと感じます。
まとめ:投手の成長は「気づき」から始まる
良いピッチャーは「打ちにくい球」「点を取られない投球」ができる
しかしその前に、良いストレートを投げられることが最重要
野手投げと投手の投球は目的も動作も別物
ピッチャーは“ピッチング”という戦略的動作を行う選手
投手として成長するためには、まず自分の投球動作を知り、基礎となるストレートの質を高めることがスタートラインです。これから投手を始める人や、伸び悩んでいる人の参考になれば幸いです。
1からピッチャーを目指す大人の挑戦記
初めてのピッチャーは不安とわくわく感でいっぱいですよね、正直今でも登板前は気持ちがそわそわします。
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